Perfume LIVE 2021[polygon wave]感想:チームPerfumeの無念の成仏、そして昇華
8月14日の回を鑑賞しての感想。
polygon wave、演出も3人のパフォーマンスもいつも通りハイレベルで素敵なステージだったことは、これまでのライブ同様でもはや言うに及ばず。
同時に、過去のライブとは全く異質な空間でもあった。
今回のライブを通してPerfumeからは、強烈なメッセージがファンたちへ放たれている。
Perfumeがファンに伝えたメッセージ、彼女たちがライブに込めた思い。
それを私は、
「チームPerfumeの無念の成仏、そして昇華」
と受け取った。
【できなくなったこと】
メッセージはライブ冒頭のMCから文字通り雄弁に語られた。要旨・趣旨を抜粋・要約すると、以下のような言葉が続く。
「いろいろなことがあった、できなくなったことがあった、皆さんも分かっていると思うけど」、「私たちだけの、この空間で」、「新時代のパフォーマンスを」。
できなくなったこと。
Perfumeとしてのライブ活動をできない状態が1年半続いた、のみならず、もっと大きな無念と悔しさがにじんでいたように思う。
具体的な言葉では伝えられなかったが、おそらく一部報道でリークされた「MIKIKO案の五輪開会式パフォーマンスへの出演」が「できなくなった」ことを指すのだろうなと推し量られた。
その後に続く「私たちだけの空間」という言葉も、五輪開会式という世界中の観衆にむけたステージの喪失を踏まえてのものだろう。
このMCの解釈・受け取りは、想像で埋める部分が大きいけれど、日頃のPerfumeとファンとのコミュニケーション形式を考慮すれば有り得る範囲の解釈・意思疎通だろうと個人的には思う。
それはPerfumeがファンとの絆、と言うところのあり方で、Perfumeとファンのコミュニケーション形式は、それぞれ別々に練ったメッセージを一方通行で投げるものではなく、双方が双方の「間」にメッセージの卵を置きあい育てあい手を伸ばしあい、という共同作業が徹底された世界だと思っている。
特にPTA会員限定ライブという場で、そうした形のコミュニケーションが、ある種ファンへの信頼に基づいて取られているというのは有り得る話だし、Perfumeらしい空間だと思う。
【わたしたちだけのオリンピック】
ライブの1曲目。
ステージに現れたのは10人超のダンサーたち。 ……え?なにごと?
始まった曲は「不自然なガール」。
確かにこの曲は、リリース当時も話題になったPerfume3人以外のダンサーが加わるパフォーマンスが特徴的。でも過去のライブで、この曲のために3人以外のパフォーマーを舞台上に上げることはなかったはず。
不自然なガールが終わるとPerfume3人だけのステージになり、Pick Me Up、再生と曲が続く。真っ赤な衣装が鮮やか。
3人が続けて披露したのはFuture Pop、TOKYO GIRL。
5G通信のPRとして世界3都市からの同時中継でパフォーマンスを行った曲に、文字通りTOKYOを冠する楽曲。都会の昼夜の風景が、ステージ上にバックの幕に余すところなく濃密に映される。
選曲にも演出にも、「日本を背負い、日本の玄関口たる東京の舞台に立つパフォーマー・Perfume」というイメージが色濃く漂う。
ここで再度ステージ上にダンサーたちが現れた。見慣れない舞台装置とともに。
ダンサーたちはステージ上に小さなもう1つのステージを運び込み、その上でPerfume3人がI still love Uを歌い始める。
小さなステージは、まるで即席の表彰台のようだった。
冒頭のMCの言葉が再び立ち上がってくる。
3人をとりかこむ、通常のPerfumeのライブでは例のないダンサーたちの存在は、単なるPerfumeのライブとは違うある世界を見せるための存在なのだと、新たに確信する。
私たち観客が見ているのは、Perfumeたちがかなわなかった五輪開会式のステージの再現なのだ。
1曲目の不自然なガールでダンサーたちとのパフォーマンスを見せたのは、ライブ前半は五輪開会式の再現に向けた舞台だというメッセージだった。
Perfumeたちによる、Perfumeたちのオリンピック。
わたしたちだけの小さなオリンピック。
【区切りの儀式、無念は成仏した】
I still love Uが終わるとダンサーと即席の台は捌けて、再び3人だけが残る。
続く曲はマカロニ。PVのイメージ同様、3人の長い影がステージいっぱいに伸びる。
ふと気付く。舞台から色が無くなっていた。
3人の衣装は、冒頭の赤いものから真っ白な衣装に変わっていた。
舞台演出の光も、I still love Uでは白色メイン、マカロニではセピア色の世界が広がる。
ついでに言うと、選曲もどこか未来の見えない雰囲気を帯びている気がする。既に終わった恋への未練と、暖かく優しい世界なのにどこか不安の拭えない、いつか来る終わりの予感。
煌めく都会の舞台から色の無い世界へ急転した景色は、この2曲に続く表現で強烈に完結する。
「転換 -今 それを届ける-」。
徹底的に暗いモノクロの世界で、Perfumeの3人は一度存在をなくしかけ、再びその姿を取り戻していく…そんな表現だったと受け取っている。
「黒い髪、黒い瞳、黒い影…私/キミ/みんなの、声/存在/気配…私を私にしてくれる」
「でもそれは届かない」
「白い肌、白い気持ち…私が私になっていく」
アイドルらしさを形作る要素のことばも含む一連の語りは、ポリゴンウェイヴ開催まで彼女たちに積もっていた無念さや悔しさや虚しさ、そんな暗く深く濃く苦しい黒い澱のようなものの存在と、それと決別して彼女たちがアイドルPerfumeとして再び輝く準備が整ったことを示していた。
3人のパフォーマンスが再び始まる。最新曲のポリゴンウェイヴ。
Perfumeは新たな第1歩を踏み出したのよと高らかに宣言するかのように。
曲は無限未来、GLITTERと続く。いずれも祈りが込められたような2曲は、引き続き彩色の控えめな演出で繰り広げられるけれど、そこで強調されるのは暗い影ではなく明るい白い光。
「できなくなったこと」に対するPerfumeたちの無念には、ここで明確に区切りがつけられた。無念を成仏させた彼女たちは、ここから真に再出発していくのだ。
【再生と、Perfumeたちの新しい世界への昇華】
GLITTERが終わると、恒例のP.T.Aのコーナーの時間。
明るくきらきらと前を向くPerfumeの世界が完全に帰ってきた!と思った。
ファンクラブ限定だからか、振りコピタイムもけっこう曲数が多めで(鍛えられた粒揃いの粒たちが一瞬で振りコピをクリアしちゃうため)いつも以上に長い時間楽しんだ気がする。
というかPerfumeの3人がそもそも本当に楽しそうだったもん。
そしてひとしきりもふたしきりもP.T.Aのコーナーを満喫した後、あ~ちゃんの「この先はブチあがる曲しか持ってきてません!」な宣言に続いたのは、カラフルな映像演出とともに本当にフロアが沸きに沸くハッピーな曲ばかり。
いきなりのFAKE IT、大感謝のポリリズム、Time Warp、Miracle Worker…。
中でも特筆すべきはTime Warp。
ダンサーたちが再び現れ、3人が立つメインステージの周りに張り巡らされた道の各所に散って、街中の通行人のようなパフォーマンスを繰り広げた。
その姿はPerfumeの街の住人であり、かつて東京を背負っていたPerfumeは、今やPerfumeたちのオリジナルの街を作り上げていた。
ライブ前半で五輪開会式を再現すべく現れたダンサーたちは、Perfumeオリジナルのステージのために、Perfumeの世界のために動いている。
Perfumeたちが、コロナ禍の活動制約や五輪の舞台の夢潰えるといった壁を突き抜け、飛び越え、Perfumeたち自身のための新たな表現形態の一つの答え、チームPerfumeの新しい世界に到達したことを示すようだった。
少し話が脱線するけど、Perfumeのパフォーマンス形態の見直しについては、ニューノーマルといった話だけではなく絶対的に必要になってくるはずなので、ある意味今回の大きなつまずきをその機会に変えたと言えるかもしれない。
と言うのもPerfumeの年齢やライフプランを考えたとき、3姫が広い舞台に立って踊るパフォ―マンスがあと何年できるだろうか?というのは正直常にちらつくので、どこかの時点で身体的負担への配慮や、年齢・キャリアを重ねたことが活きるような表現の形を模索することが必須だと思う。
その意味ではダンサー等の要素を3人が操ったり、種々の要素を盛り込んだステージ全体として見せていくというのも模索の選択肢の一つかもしれないと思ったり。
閑話休題。
Miracle Workerの後のMCは、3人の思いの丈が本当に溢れまくって、Perfumeもファンも互いに泣き笑いみたいなことになっていた。
3人とも今回のライブが本当に楽しかった、こんなに笑いとおしたライブは初めてかも、とそれぞれ口々に伝えていて、ファンの拍手が止まないこと止まないこと。
そしてMC後のMy Colorまで含めて、結局のところもうあったかいあったかいPerfumeの世界がただそこにあった。
最後の新曲「ミラーボール」は初聞きだったけど、ファンへの感謝と、Perfumeたちの長じていっそう増す謙虚さと、アイドルとして輝くことへの自己犠牲的なまでに強い決意が語られていて。3人のピュアな情熱が切なくて、ファンとしても彼女たちをいっそう応援して見届けなくてはという気持ちを新たにしたというか。
曲ひとつでこうしたコミュニケーションをとるのがPerfumeの世界なんだなあということも改めて再確認。
3人はじめチームPerfumeは今回、本当に大きな大きな挫折に直面したはずだけど、そこからこうも力強い再生の舞台を見せてくれるのが本当に素晴らしいことで、すさまじいことで。
こうしてPerfumeの物語ってどんどん強く太くなっていくんだなあ。
金カム22巻加筆変更まとめ #1月島鯉登
22巻読了!今回も加筆変更いっぱいあったので備忘まとめ。本誌で全部追ってた話のはずなのに、新たなメッセージが加わってて新鮮に読めるの、本当に野田先生のこだわりには頭が下がりまくる。。
本誌と単行本との照会作業たのしかったですうふふ…!
主には平太師匠の狂気・違和感の明確化+過去エピ追加、師団や杉元組も細かいニュアンスが色々足されてる感じなのだけど、まずは我が推し月島鯉登から…22巻しょっぱなから212話はこの2人絡みの加筆が非常によい…!
師団の追跡シーンが約1頁追加され町中を駆ける臨場感と躍動感(鶴見ネーター走り健在)。何より鯉登の背景にあのフレップ本舗…先遣隊との落差が切ない…。
続けて、鯉登隊vs杉元の戦闘シーン見開き2ページ追加に、月島鯉登膝枕の細かい加筆もまた良くて。
戦闘シーンでは、杉元に銃口を向ける鯉登が「震えている」加筆。


とっても細かい加筆なんだけど、心身ともに大ダメージを受けて(身:刺し傷+ 心:昨晩の月島独白)向こう見ずな自信と強さを失った「揺らぎ」まで含め、鯉登がかつてなく弱りきっている様子がひしひし伝わってくる。
同時に、そんな心中グチャグチャな状態でも銃を構える鯉登の諦めなさや戦場に立つ覚悟・意思の強さも逆説的に感じられる。
わずかな線と点の加筆なのにものすごい情報量。
この戦闘シーンは杉元側の描写にも思うところあるのだけど、それは別途。
さらに212話最後の膝枕介抱シーンも細かい加筆が多いのだけど、月島の鯉登への入れ込みが本誌よりもフラットで客観的になっている気がした。


・鯉登の胸のナイフの長さ・角度修正が2コマ。鯉登の表情が見えづらい
・菊田へ月島が顔を向けた時の口元、本誌では苦々しそうだったのが単行本では真一文字に
・「行け月島」シーンが鯉登のアップに変更され月島の表情が見えない(本誌では鯉登に)
と、鯉登との感情のやりとりがセーブされた印象。
そして最終頁で月島軍曹のモノローグ加筆と、黒目が若干大きく描き足され、鶴見へ明確に視線が向けられている。


本誌では、鶴見の取繕わなさへの批判とも鯉登を大切に思う気持ちからの反発ともつかない漠然とした感情が月島の中で完結していたのが、単行本では客観的に明言化された批判に。
この介抱シーンの加筆は総じて、出産回へのつながりを自然にするのと、同話の展開のコントラストを強める意図かなと思った。
単行本見た後に本誌212話おさらいすると、月島がいきなり鯉登に肩入れしすぎていて月島のなりふり構わない鶴見劇場かぶりつき感が弱まり、のちに鯉登にまで銃を向ける説得力が少々欠けるようにも思える。
鶴見への批判が明確になるほど、それでも鶴見劇場にかぶりつく月島の執着も色濃くなる。
(ただ個人的には本誌の鯉登に甘々月島も捨てがたい………いやでも「嘘でも心配したらどうですか」も本当声に出して読みたい聞きたい月島語録………野田先生その二択は酷すぎる……)
それと鯉登関係でもう1つ、216話最終頁。
モスパパが音之進に「生きちょりゃよか」と伝える直前の様子が、本誌「キョロ…」から単行本「キョロ キョロ…」になってるの。
これもかなり細かい加筆なんだけど、他人に聞かれるリスクの大きさが増している分、それでもなお音之進にこの言葉を伝えたいパパの愛情の強さ、この言葉の重みをいっそう感じてウルッときてしまう。
明治も対象も昭和も、正面突破で同胞のために命を散らすことをオフィシャルな美とする日本軍において、成果を出せず傷を負わされたとて命があるのが何よりだ、なんて将校殿が口にしていいはずがないことだものね。
だけど、パパにとって音之進は、将校になるべく育てたけれどもそれより何よりかけがえのないかわいいかわいい愛する息子であるわけで。
特に生い立ち・親子関係に難ありのキャラクターが多い金カム作中では、この鯉登父子の確かな愛情と信頼という関係性がかなり珍しくて本当に眩しくて。
……と、たったの1話ちょっとなのに加筆の情報量がものすごくて、本誌と単行本両方追ってて本当楽しい!
追って加筆尾形編・杉ㇼパ編・平太編もあげていく。
BLACK LIVES MATTER:抗議活動の洗練と、依然不完全な内面の自覚と許容
ジョージ・フロイド氏の弟さんの呼びかけと、それに対する抗議団体や警官の呼応、とても理性的で、無駄がなく合理的で、賢くキレイでステキなものだったなと率直に感じた。
こうした思考回路とアクションが、いずれスタンダードになっていったらいいなと思う。
一方で、そうした「理想的なキレイな思考と言動」が「スタンダードに」なることの副作用も残念ながら絶対にあって、もしかしたら、その副作用の扉が開いてしまったときには「こんな理想、実現しなきゃよかった」とまで思う事態になるかもしれない。
ふと思い出したのが、「世にも奇妙な物語」で10年前くらい?に放送された「ヘイトウイルス」。
”何かを憎しむこと”は身体の外にあるウイルスがもたらす状態異常であり、ワクチンおよび治療薬によってヘイト状態からの回復が可能であるという世界。
でも実は、ウイルスもワクチンも治療薬もすべて何の効果もないんだけどね、というオチ。
今回のジョージ・フロイド氏に関する弟さんはじめ抗議活動の関係者は、非常に先進的な思考と言動を実践していて、世界レベルで多くの人に刺激を与え・先鞭をつけ、学ぶところの多いものだと思う。
ただし気を付けたいのは、我々に見えている彼らの思考や行動は、あくまで、そうした表現手段を意識的に選んだということであり、原初的に純粋に生じた当然の感情・反応では必ずしもないということ。
兄を殺した警官をボコボコに殴り倒したいと思う夜もあったかもしれない。だけど、そうした感情は感情として持っていたとしても、行動とは切り離す。そういう冷静さと合理性。
今後人間の「行動」様式は、より冷静に合理的に理性的に進歩していくとしても、人間の思考・感情・反応といった内面は、少なくとも行動様式の進歩とまったく並走して進歩していくことは無く、また思考様式はともかく感情の発露は制御・成型のしようがない。
という、人間の内面のコントロール不能な不完全性は、あらゆる行動様式およびその変化・進歩の前提あるいは裏返しに常に自覚・自省されるべきだと思う。
言い換えれば、人間の理性の進歩を、あたかも種としての人類の進化かのように錯覚してはならないということ。
より理性的な行動様式がいかに当然かのように習得されたとしても、その行動に純粋な感情発露からノーステップで直結するように人間の内面が最適化されたわけではなく、行動ノウハウの開発と定着が進んだにすぎない。
洗練された行動から切り離されたドロドロの感情は依然その人の内面に発生・存在しうる。むしろある意味では、そうした人の内面を、身体の外に示す行動へ結び付けないことで、内面の自由を確保しているとも言えるかもしれない。
人の内面まで理性的に合理的にキレイキレイできるなんてことは到底ありえない。
だけど、「ただしいりそうてきなすがた」への追求と要請はえてしてその「正しさ」を御旗に暴走しやすく利用されやすく、理想的な「行動」を思考へと直結させるような暴論もその中でおそらく一定数生まれてくる。
それは個人レベルでもそうだし、それこそ『監視社会』(フーコー)で指摘される刑罰の移り変わりや自己監視に示されるような国家・政府による管理と非常に相性がよろしい。
私たちは行動様式を進歩させていくうえで、元来もっている内面の不完全さに自覚的になり、残念ながら変えがたいその不完全さに向き合い、これを受け入れ、そのうえで割り切って自覚的にせめて行動を変えていくという、「自己の内面の限界と、理想的な対外的自分および世の在り方との橋渡しノウハウ」としての姿勢を自覚・実践していくべきなのだと思う。
安易で横暴な思考のクリーニングと均一化、思考の自由の喪失を防ぐために。
とか言っていたら偶然、NET FLIXでやってるアニメ「PHYCHO-PASS」シーズン1が面白いと友人から劇推しを受けたのだけど、これのあらすじを聞くに上記の「ヘイトウイルス」や監視社会をテーマにしているらしくて興味惹かれている。これを機にネトフリ加入しようかな。
ビールとかいう無限に可能性が開かれたお酒、さらに「温度」でもっと楽しめていいという主張
先週末・今週末と、ヤッホーブルーイングさんの #おうち超宴 で昼からしこたまエールビールを飲んでいまして。

(超宴2日間で飲んだ缶たち。燦燦オーガニックとクラフトザウルスを開けられなかったのが悔やまれる)
最近はワインと焼酎、それにビールはもっぱら黒ラベル&きたのほしばっかり飲んでいてクラフトビールはご無沙汰だったのだけど、いやー改めてクラフトビールは美味しいし楽しい…!
そもそもビールが他のお酒と比べて原料の種類が多いので、醸造の幅の掛け算が桁違いなのよね。ワイン日本酒焼酎は基本的に「米/麦/芋/葡萄etc.+酵母/麹+水」の3要素。ビールは「麦芽+ホップ+酵母(+副原料)+水」と4ないし5要素ある。
ワインや日本酒で米・麦の品種やワイナリー・蔵の違いによる味わいの違いを楽しむのももちろん楽しい飲み方で好きなのだけど、ビールは同じ麦やホップ間での違いのみならず、麦とホップの組み合わせ、さらには副原料の自由度もあり、より直接的に違うビールを作れる幅・懐の広さがすごいんですよね。その立役者たるホップには足を向けて寝られない。脚を収納して寝るしかない。
で、おうち超宴は4時間にわたる長丁場で、何が起こるかというと、複数種類のおつまみとビールを同時進行するのでビールがぬるくなって気が抜けてくるのですよね。
通常ビールがぬるくなるというとただただネガティブな現象なのだけど、この2日間の超宴でビールを温まらせた結果、冷蔵庫から常温に出して1時間くらいは香りも味もしっかり楽しめる、なんなら1時間の経時変化を楽しめるな?と観測しまして。
たとえばよなよなエール、よな里で公式アナウンスの飲み頃は「冷蔵庫から出して少し置いたくらいの13度」なのだけど、もうちょっと冷たい9度くらいで飲んでもコク感とノド越しが両立して1杯目にちょうどいいし、その後13度に達したらもちろん美味しいし、さらにぬるく十数度くらいになっても麦のコク感を味わえるという幅の広さがあって。
水曜日のネコやインドの青鬼も同様。泡が消滅するくらい時間が経っても、水ネコならホワイトベルジャンの甘さがより膨らんで感じるし、青鬼は苦みを鮮烈に感じる。
(ただし、よなよなエールが元々モルトを楽しむ向きがあるのに対し、水ネコと青鬼はホップの香りとボディ命なので賞味期限がもうちょっと短いけど)
あと、これは消極的な発想起点だけど、ビールを飲みながら寝落ちしたりビールを他のお酒のチェイサーにしたりしているうちに気の抜けてしまったやつって基本的に不味いと思うじゃないですか。あれってホップの香りとガスが飛んでるゆえで、麦汁の味が全面に出たアンバランスさを「飲み慣れない→美味しくない」と感じているんだと思うのよね。
なので、そもそもビールじゃなく麦汁を飲むという意識で、料理・スナックの風味をホップ無視で麦汁向けにチューニングしてやったらそれはそれで新しい飲み方になるのでは?という気もする。
ビールは喉越しだけじゃない!とはビール愛好家の常識だけど、麦芽とホップの素材・醸造によるビールの種類・銘柄の違いを楽しむのに加えて、温度変化を楽しむというのもビールの種類によっては結構アリだと思う。
今のビールって常温の外飲みに弱いけど、それこそ春のお花見・秋の紅葉狩りシーズンに、温度が上がってもそれはそれで楽しむ飲み方を導入したらもっとビールシーンの幅が広がるんじゃないかなあ。今年の紅葉狩りシーズンに試してみよう~。
212話の月島の鯉登をめぐる逡巡がエモいという話
22巻発売まであと1か月切った!たのしみ、、!
22巻は212話の追いかけっこから始まるわけなんだけど、その212話に、刺された鯉登を月島が気遣うシーンがあって、すっごく好きなんですよね。
逃げた杉元アシㇼパを追っている最中のできごとで、杉元アシㇼパを逃さないためには鯉登はじめ負傷者はとりあえず捨て置かないといけない場面。
ここで月島の表情を抜くコマがあるんだけど、明らかに何か悪い考えが逡巡してる気配が。

(この月島の背景のトーンって、何か良くない方向の考えが頭にあるときに使われてきたやつだよね)
具体的には、鯉登を見捨てるという後ろ暗い考え。この時鯉登は結構な重傷を負っていて、要は鯉登を文字通り見殺(しに)す(る)という考えが一瞬頭をよぎったであろう瞬間がこのコマ。
だけどこの後月島は実際には、鯉登のそばについて看病するんですよね。杉元アシㇼパを追うよう命令されるのを無視してまで。
鯉登を見殺しにするという後ろ暗い考えを明確に月島の意思で退けた瞬間であり、月島が鶴見の感情なき人形から離れる大きな兆候が表れた場面だとも思う。
月島にしてみれば鯉登って、狂言誘拐に利用した道具であり、今は手のかかるお世話兼お目付けの対象であり、このシーンの前夜(210話)をもって鶴見中尉に反旗を翻しかねない危険分子であり、何より自分と違い救われ祝福されている存在であり…と、どうでもいいどころか妬み憎しみモリモリでいつ消してもいい奴くらいの勢いでもおかしくない。
(※妬みや憎しみといった、自尊心・自我が存在する上に生じる感情を、210話で自分自身にとことん価値を認めてなかった月島が抱くか?と疑わなくもないけれど…後の出産回で、江渡貝くん回想や自我の回復をし得た程度には月島って言うほど自分を捨て切れてないので、そういう感情どちらかというと持ってそうかなと思う)
そのうえで、ここでは杉元アシㇼパ確保の任務の中で鯉登をほっとけと命令され、当の鯉登自身も自分を捨て置けと言っていて、合法的に(?)未必の故意で鯉登を亡き者にもできた。
なのに、月島は命令を無視してまで鯉登を助ける選択をしたんですよね。
それは流氷でスヴェトラーナに見せたような月島の甘さによるところも大きいけど、それだけじゃなく、やっぱり鯉登のことを余程護るべき対象と思ってなきゃできないことで。
それが何に起因するのかな~と考えると、月島は鯉登をずっと誘拐当時の16歳之進の延長線上で見ていて、要は軍無関係者を巻き込んだ罪悪感(江渡貝くん的な)と子供ゆえの放っとけなさのブレンドみたいなことになっているのかな、と。
その意味では、妬み憎しみが~とか上述したけれど、同時に鯉登は情けや哀れみの対象でもあり、それゆえに月島は鯉登にドライになりきれなかったのかもしれない。(そういう心持ちでしかも教育係として育ててきてたら、なんなら少々の親心くらい湧いちゃう隙も出来そうだ)
スヴェトラーナや江戸貝くんの時から軍無関係者への甘さは月島ちょこちょこ見せていたけれど、その対象に鶴見劇場出演者の軍人鯉登が含まれるとなると趣は大きく変わってくる。
そういう点で、このシーンは月島の大きな脱皮であって鶴見劇場かぶりつきから距離をとりだしたサインであって、めちゃめちゃ重要でエモいシーンで大好きしんどい。
あと、さらにこの後の本誌の展開を受けると、月島と鯉登は本当に二人して幸せになってほしい、というか鯉登は割と既に幸せな子なので月島が鯉登と一緒に幸せになってほしい気持ちがとまらんです。
はあ~月島鯉登バディ改めてエモいなあ…永遠に追うし推す…
白石もまた救われるべきもの【金カム241話】
先週までの撃ち合い~菊田ショックとはかなり趣が変わって、若干穏やかに進んだ回。
(そういえば中央の考察以外先週の感想何もまとまって書けてないな)
だけど、穏やかながらも語られてるテーマは物語・キャラクターの本筋深いところに迫ってる。うちキャラクター面では、白石とアシㇼパそれぞれの杉元への思いにフォーカスされていて、個人的には最近シライシのことが非常に気になる周期なので考え込みながら読んでしまった。
いや本当に、今号の白石がほんっと~~~~うに切なすぎるんだ。。
とにかく今号は「俺だってそこまで信用されてるわけじゃねえよ」に白石のすべてが詰まってる。
この直前の回想のやり取り、白石の受け取り方は半分くらい合ってて、あと半分は白石自身を過小評価した受け取りになってると思う。
杉元はおそらく、アシㇼパが暗号解読のカギに気づいていることに薄々気づいたうえであえて聞き出さないことにしていて、であれば確かに、白石に対して事実をありのまま話してはいない。
だけど、杉元が答えをはぐらかした理由が白石への信頼の無さ故だとは、杉元が大事な大事なアシㇼパさんの無事を今まで一度ならず白石に託してきたことを思うと、とても考えられないのよね。だってそこに関しては多分、あの裏表無い谷垣よりも信頼度上だよ?
杉元の歯切れの悪さは、白石どうこうが理由ではなく、杉元自身の「アシㇼパさんの自発的な語りを待つ」スタンスに対してのためらいというか、解決をペンディングにしていることへの歯切れの悪さだったんじゃないのかな。何かと抱え込みがちな杉元なので、そういうハッキリしないことはわざわざ人にベラベラ言わない。
で、その「抱え込みがち」には、一つは「必要のないことは明かさない」っていう味方以外への姿勢の時もあるけれど、もう一つは対アシㇼパさんの「心配させない、気にさせない」ためという姿勢の時もある。
今回の白石に対しては、もちろん前者ではなく後者。となると杉元は白石に余計な心配や迷惑をかけないという思いもあってあの答えになったんでは。
……白石、信用されてないどころか大事に心配されてるんだと思うよ…?それなのに未だに自分は信用されてないと思いながら行動を共にしている。
しかも、杉元(とアシㇼパ)から信用を受けてないって思っているのに、自分からは杉元とアシㇼパのことはちゃんと大事に思ってると思うんですよ。
房太郎との会話の冒頭でアシㇼパちゃんのことを「あの娘は」(フリガナないけど「あの”むすめ”は」だよね?)ってワザとものすごい突き放した言い方をしてるんだけど、そこには房太郎を杉ㇼパの世界に立ち入らせまいと壁となり間に立ちはだかる白石の思いが見えてならないのよね。
俺たち3人の世界、じゃなく、杉ㇼパ2人の世界とその世界の外側の俺というスタンスで、白石と房太郎という「こちら側」を形成して房太郎を杉ㇼパから遠ざけるという。
シライシ……ッ…そんなことないのに…3人揃って”思えば遠くへ来たもんだ”、なのに……
しかもこのスタンスって、少しバランス崩れたらかなり自己犠牲的なアプローチになると思うの。今までの・かつての白石なら絶対にやらないであろうタイプ。
2人からは信頼をgiveされてるわけじゃない(と思ってる)のに、自分は2人をある程度守ろうと思うくらいには大事にする気持ちをgiveしてるの、ねえ白石…めっちゃ切ない、切なすぎるよ……
敷香でヴァシリに撃たれた後に独力で止血してた時も思ったけど、天涯孤独ゆえ1人で完結することが当たり前なんだよね白石。脱獄のセオリーもその価値観と親和性高いゆえにああまで脱獄の手練れになったわけだし。
そうだったところに、今は守る対象が明確にでき始めている。そこで「大切にされたい」より「大切にしたい」の方が先に芽生えてきているのには、人をひたすら利用してきた白石の本来生まれ持っていた性質はそっちなんだと表れている気もする。
白石って今まで、世渡り上手でずるくって何かと便利でと、戦場に心を捕らわれたままの(元)兵士・個々人なりの事情や辛さを抱えた刺青囚人といった「救われるべき者」とは違う立ち位置のキャラクターだと思いがちだったんだけど。
だけど実は白石も、信頼し・信頼される誰かを得られずにいた「救われるべき者」だったんだなと。
同じようにひとりぼっちだったチカパシとインカラマッは、それぞれ家族を見つけた。
白石もいつか、家族と呼べる関係を誰かと築けるはず…そんな白石の今後を見届けたいなあ。
白石由竹、一途に惚れ込んだ相手といつか幸せになってほしいよーーー!!!死んじゃイ矢!
前ここのパフォーマンススキルの幅広さを声を大にして伝えたいと常々思ってる
前ここといえば高身長・空手・低めの声で「イケメンキャラ」イメージが前面に打ち出されていて、もちろんそれはそれで大ハマリの大正解の大成功だし私もイケメンこころくんに落ちたクチなんですけど。
ただ、キャラ付けの印象が強すぎるあまりにスキル自体は注目されなくなってしまっている、気がする。イケメンこころくんを拝めたらミッションクリア!目的達成!みたいな。
前ここって何気にパフォーマンススキルの幅が広くて、バリエーション豊かな活躍ができるはずなので、ぜひ色んな使い方をされてるのを見たい~という。
BEYOOOOONDS自体そもそも超スキルメン揃いのグループなので、スキルで目立つのが非常に大変なグループではあるんだけど。歌姫ゆはね、爆イケラップみよ様、ダンサーみよ様うーたん、演技といえばのくるみん、本業音楽家ほのぴ、ボイパに至るまで何でもござれ桃々姫……(改めてBEYOOOOONDS強すぎない?)
でも、キャラだけじゃなく実はスキル面も個性の強さが端々に見えると思っていて、もっとその辺に光が当たってほしいなと。
歌・ダンス・演技それぞれについて思うところを↓
【歌】
前ここの歌声で興味深いのは、一人で男前ボイスから女の子らしい歌声まで出せる幅の広さ。「シルバーの腕時計」カバーなんかが分かりやすく女の子らしい歌声と、低めの地声を活かしたラップパートとのギャップがすごい。
色んな歌声の子が集まるグループ歌唱においては、1人での歌い分けは特に必要とされないのだけど、せっかくの持ち味だし、将来的にグループ歌唱の活動だけとも限らないので、ソロパート・曲などで披露する機会があってほしいな~。
というか、ここ最近は低音ボイスの歌声で通してるので高音女の子歌唱が久々に聞きたい。前ここの女の子歌唱かわいいんだよ~~!
【ダンス】
研修生実力診断テスト2018春でダンス賞獲得したりと、もともとダンスメンなのよね。
前ここの特徴は体幹のブレなさだと思う。ステップ踏んでるだけの時にも肩が全然揺れない。高身長のわりには、手先足先で目立つというより動きに無駄がないタイプで、立ち姿がキレイ。空手やってたのが影響してるのかな。悪く言えば普段の楽曲のダンスでは地味に見えがちなんだけど、ポージングが肝!なダンス・振付で見てみたいな~。
BEYOOOOONDSのダンスメンには、みよ・うー・ももひめ達もいるけど、3人の特徴はそれぞれ手足の柔軟さ細かさ・指先まで全身しなやかな動き・弾力感ある激しめバキバキダンス、と被りがないので、前ここも独自の持ち味・使い方のあるダンスメンとしてフィーチャーされ得ると思うなー。
【演技】
ビヨメンの演技は舞台やMVが主戦場だと思うんだけど、個人的には眼鏡の男の子のドラマCDが秀逸すぎて…!
ドラマCD内で、ももひめちゃんにカッコつけたいこころくんがビーバップハイスクール的イキリBOY化してしまい、ももひめちゃんを困惑させる…というくだりがあるのだけど、そのビーバップこころくんが何か天から下りてきたレベルで激やば。前ここともノーマルこころくんとも違うクソイキリBOY感、しかも無理にイキりだしたイキリ道1年生のヒヨコ感がほんっと見事に出ていて…
その後に親戚のお姉ちゃんにお悩み相談するシーンも、素のこころくん(まじめ)が深刻に思い詰めてる感じがとっても出ていて、演じ分け上手い~。
あと台詞付きMVではビタミンMEの「わたす?!」が、一言だけなんだけどすごいハマり台詞で好き。ちょっと周りと違う天然発言が素で出ちゃってホッコリくすっと笑える、裏表ない前ここ本人のキャラクターとBEYOOOONDSグループ全体の雰囲気ゆえだと思う。
歌い分け・体幹とポージング・演じ分けetc.…総じて、前ここって舞台演劇向きスキルの持ち主なんじゃないかなと思う。背が高くて派手顔なのも舞台演劇で映えるし。ミュージカルもだし、ストレートプレイでも歌い分け演じ分けスキルは活きると思う!いきなりシングルキャスト主役抜擢とかすると尻込みしそうな雰囲気あるので、3番手くらいの地味に難しい二面性のある役なんかを演じ分ける…みたいな(妄想)
実際はハロ舞台でそういう役どころがきたらとりあえずくるみん無双されそうなんだけどね。不思議の国のアリスたち然り。
要はいろんな前ここもっと見たいよ~~~~!というオタクの願望!はあ前ここやっぱ推せる~~
\おわる/
【金カム240話】尾形百之助、演技道に目覚める・・・なんてのんきに書いてる場合ではない
いや尾形の演技力と思い切りが着々と成長している様子を尾形推しの民としてはすごく経過観察してたいんですけど。けど。
ねえ240話、頭がまとまらなくてしんどいほんとうにしんどい・・・
いっそ来週休載してほしい、窒息しそう、野田カムイよ読者に息する間をください…
初見の表紙のホッコリ感はもう戻らない…
今号は、240話を考えることすなわちゴールデンカムイのすべてを考えること、といった内容だったので、ああ、いよいよ風呂敷が畳まれだすのだな…と寂しさと感慨深さもあり。
各陣営も囚人も札幌だよ全員集合!ですもんね。全てが終わったらチセに帰って、それから干し柿をたべよう…
(ちなみに囚人残り1人も陣営にまぎれて本当に”全員集合”するのではという邪推)
(ソフィアたちも全員集合!すると思うのだけど、その前に小樽で杉元たちあたりに会いそうなので、実は全員集合まで連載上は結構時間かかるかな?)
ああ~しかし、本当に書きたい感想が山盛りすぎる!!!
①中央政府について
②鶴見について
③菊田について
④尾形について
ぱっと思いつくのはこんなかんじ(②~④は実質中央絡みだけど)。
各項につき2,000字レポート書けちゃうんじゃないかっていう勢いです本当に今号すっごい。
それぞれ書いていく。
まず→
【中央政府について】
(連載以来いろんな方が論じているので今更感すごいけど自分のメモとして心を強く持って書く)
1)金塊を見つけ(させ)て、それで中央は何をするのか。
今まで作中で何度もその存在は口にはされてきたものの、改めてストーリー中に投入されると他の陣営と桁違いの規模感・異質な立ち位置の組織なので、金塊狙いの一味(?)であることへの違和感がすごい。
国家予算の約1/3相当と言われる金塊でも中央政府にとってははした金なので、そんなに血道をあげてまでほしがるか?そもそも、アイヌが独立資金として残したような、国家にとってクリーンでない出自のお金をおおっぴらに使うわけにいかないだろうし、じゃあ金塊をおさえたところで何を?
一応金塊の用途を考えるとして、順当に考えれば軍備拡充なんだろうけど。東アジアの完全制圧を目指す方向ならむしろ鶴見の目的と(少なくとも途中までは)道を同じくしてるのでもう少し違う形で利用しそうだし、国内向けの理由(中央政府内部の一部因子によるクーデターとか)も、さすがに史実で同時期に目立った事件が無さそうなので可能性低いか。
結局のところシンプルに欧米列強に伍する軍事力の足しにするため?って、捻りなさすぎて何だかね…
あとそもそも、金塊「の入手と利用」が目的じゃない可能性もあるし。金塊を葬るなり然るべきどこかにやるなり(なんか可能性低そうに思えてならないけど一応ね)
2)鶴見以外が金塊を見つけた場合、その陣営はどうなるのか。
金塊の山分けか勲章かなにかで口止めされて軍・陸軍で飼ったりするのかなと思いつつ、上述の通り出自がクリーンでないおカネなので、口止めどころか口封じされちゃう可能性もゼロじゃないと思うのよなあ。実際に金塊を追ってる連中って、鶴見の手下・亡霊土方・元師団の脱走兵・金塊のルーツへつながるアイヌ・脱獄囚…と見事にいつ中央が消してもおかしくないヤベー奴揃いなので、自分の中では「封じ」ルートが色濃い。不穏!
3)鶴見始末計画どうするんだろ
鶴見に金塊を発見させた後は持ち逃げする間を与えず始末する必要があり、その要員が北海道・東北・ロシアetc.…近接地域に配置されている可能性が高いと思う。
一応、身体に銃巻き付けまくりコレクター曹長のスパイ菊田が常に鶴見の近くにいる(ええと登別…)ものの、鶴見軍団ごと始末するなら援軍は必要。
あと鶴見が金塊発見からどれだけノータイムで持ち逃げするか気が抜けない、何せあの鶴見だから、なので菊田の報告待ってから組織つくってたら追撃間に合わない可能性もあるし。道内の配備が大本命だろうけど、樺太・満州方面および本州方面で守ってる可能性もあるとなると、本州方面…青森…あれっ大湊水雷団…??(唐突な邪推)
4)そもそも中央政府はどこで金塊の話を知ったのか
大本命は特務機関に通じパルチザン事情にも詳しい山田座長。だとしたら金塊のこと最初から知ってて金塊チェイスの状況が動き続けてる間は諜報と報告を続けてて、をやってる…?となると先遣隊の動き筒抜けじゃねーか!わーちょっとこわい。で、ついでに、もしかして先遣隊帰国後に座長がソフィアに接触したりしてませんかね。
あとこれは大穴どころか純度100%の妄想かつ願望なんですが、政府側の人間かつ道内事情に詳しいという点で犬童四郎助の影があったりなかったりしても面白いなあとか。
これを機に中央政府考察もちゃんとしたいなー。
②以降もつづきます。
かえでぃーのしなやかダンススキルに惚れ直した(愛ってもっと斬新)
楓の民のみなさんきっとご覧になったことと思いますが↓
https://www.youtube.com/watch?v=O7ceGB5lGCQ
『モーニング娘。'20 加賀楓の「踊ってみた」 愛ってもっと斬新 編』
かえでぃーが℃-ute曲踊ってるというだけでも十二分に胸熱なのでぜひみたほうがよいとっても(語彙力)
わたし13期加入ちょっと後くらいから楓の女でやらせてもらってるのだけど、この動画を見て、かえでぃーのダンススキルの何にもわかっちゃないことを突き付けられた、、改めて本当かえでぃーダンスうまいし、日々うまくなってるんだなあ…と惚れ直すヲタ続出だと思いますこれは。わたしは惚れ直した。今までのわたしは、かえでぃーダンスのごくごく一部の要素しか目に入ってなかったんだな…。
たとえば背が高くて体がほぼ脚で腕も長くて動き映えるよね~まりあとのシンメいいよね~という定型文。あとは上半身の胴体、というか胸筋のあたりの使い方が力強いシーンはライブでも度々見られて特徴的だなとは思ってた。体がほぼ脚(2回目)のスタイルお化けなのに、その短い胴部分を結構大きく脈打つように動かすので、脚の存在感にバランスが負けず見栄えするダンスだなあ、と。
そうした動きから総じてかえでぃーのダンスには「力強い」「かっこいい」印象、ショートカットのボーイッシュキャラとも相俟って「イケメン男子」のダンスイメージを今まで持ってたのよね。やや些末なところだと、3年A組の朝礼体操を石田小田牧野加賀森戸で踊ってみた動画の時に男性的な踊り方に見えたのとかもあって。
だけどこの動画でかえでぃーダンスにじっくり集中すると、もうぜんっぜんそれだけじゃないし、何ならイメージひっくり返ったくらいの衝撃だった。
主には以下。かえでぃーダンスのアップデート具合が半端ない。
①肩やら腰回りやらのしなやかさ
なんていうか、こう、ぐにゃんぐにゃんのうねうね…(語彙力)
娘。のダンスパフォでは直線的なキレイさカッコよさの印象が強かったのだけど、℃-ute曲になるとこうもしなやかで曲線的で女らしいダンスパフォをしてみせるのかかえでぃー……!!!
そうだよかえでぃー℃-uteチルドレンだったわ…と思い出させられた。
②指先の細やかさ
一曲を通して全身の姿勢・ポーズがくまなくキレイ。腕脚胴体の丁寧さは言わずもがな、本当に指先まで本当に常に神経を使っている。単にピーンと力んでるんでは決してなく、腕からごく自然に連続したしなやかなまっすぐさというか。
特に℃-ute楽曲はしなやかさが非常に大事で、力みが見えると世界観が変わっちゃうと思うので、℃-uteの背中を見て育ち、成長する中でそれをモノにしてきたかえでぃーのスキルの底の深さを感じる。
③ダンスの「収まりの良さ」
正確に分解すると、リズムの正確さ・振り付けへの忠実さ・体幹の強さによるものなんだと思う(先に書いた②もここに通ずる部分がある)。これは℃-uteチルドレンというよりは、かえでぃーの几帳面?真面目?さと身体能力由来なのかな。
端的なところでは、顔の前で腕を肘~掌までぴっちり合わせる振りが何回かあって、そのかえでぃーがまぁ無駄なくコンパクトなこと、、!
それこそ曲のラストの振り&ポーズもこれなんだけど、1曲踊り通した後でも肩が全く上ずらないし、掌を中心にした肘下の動きに一切のブレがなく、もうめちゃめちゃプロ(語彙力)
さらに言うと曲のラスト1拍にこの動きの神髄を個人的に見ていて。ラスト1拍で肘下を体の正面に揃え、さらに残りの0.5拍でその揃えた肘下をそのまま伴い首だけ俯かせる、という振りの動きの出し方。それまでの全ての動きがカチッカチッと拍にキレイにはまっているからこそ、曲の最後の最後の4.5拍めまでハッとさせられる。
この最後の瞬間があるからこそ、エンドレスリピートでこの動画を見れてしまう。
そういえば自分がかえでぃー推しに落ちたのは、歌割が多いわけでもセンター位置が多いわけでもないのに「なんかついつい目で追っちゃう動き」だった。
動きが大きいから、タッパがあるから…だけじゃなく、おそらく自分が言語化できてなかっただけで当時からいろんな要素の巧さやセンスを見せられてたんだろうなと思う。
この動画で自分は無事かえでぃーに一層惚れ込んだので、楓の民のみなさんも改めてかえでぃーに惚れ込んでほしいし、何より楓の沼をご存じない方にウッカリこの動画を見つけていただいて新たに沼に一歩投じてほしい…
\おわる/
かわい之進の供給を求むヲタクのすがた
深刻な鯉登不足につき過去のフォーカス回を読み返したり思い出したりして何とか生存最低限の鯉登分をリユース摂取している。
ほんっとうに音之進は顔がいい・・・・・・(頭の悪い感想)
公式認定の容姿端麗ぶりなので、いろんなお着物着てるところもっと見たいなあ。
今までも軍服のほかに北国コート・アイヌ装束・曲馬団衣装・少年之進のサスペンダーパンツ・陸軍学校詰襟・シネマトグラフの女装・病人服(w/コート軍袴ブーツ)etc.…色々描かれているのでそれも十分楽しめてはいるけども。
土方さん月島軍曹とかコスプレレベルでいろんな衣装着てるのでそのくらいの勢いで色々着せてほしい。
いまの少尉之進の私服見たいな、洋装和装どっちなんだろう。
16之進誘拐事件の時のモスパパ+兄さあ回想で、鯉登家は男性陣みんな洋装かなと思ったけど、モスパパは軍服着てただけで私服は和装とかだったら、子供洋装・大人和装の可能性もあるのか。
子供の頃から洋装之進だけど寝巻は和装(欧風のパジャマ普及は外出時の洋装よりだいぶ遅れて昭和時代頃だったらしい)だろうから、洋装和装どっちも着慣れてはいるはず。
こういう時、自分で絵が描けたらいいのになと思うよね(絵心ゼロ)絵師さんうらやましいしすごい。
そういえば明治時代の軍袴って基本は腰留め(+ベルト併用)で、今見るとバックスタイルがオシャレ。

いつも上着やコートONでこの辺ちゃんと見えてないのでシャツ+軍袴の後ろ姿を見たい。
あと改めて本当に成長著しすぎてまぶしい音之進、アシㇼパとの伸びしろ光属性二大巨頭。
もはや親心で読んでいる感ある。読者総モスパパ化(ユキママ化ならびに平之丞化でも可とする)
でも、しっかり之進100%になるとそれはそれで寂しいような。何かと月島月島連呼して月島に小言言われたり杉元と男子高校生みたいなケンカをしたり好奇心のままにクズリやトナカイ追っかけちゃったり杉元の妙案を最後まで信じ続けたりの音之進がとってもむっぜ~なので、そういうカワイ之進要素をいつまでも失わないでほしい…そうか、これが親心か……
金塊争奪戦後の世界で子供と大人げなく張り合って奥さんに子供ともどもたしなめられたり、昇進して閣下になっても月島ぁんに頭があがらなかったりする鯉登であってほしい。過去を完全に克服して未来に向かうキャラクターゆえ作中で命を落とす可能性は低いと思っているので、そういう未来があると信じてる…(月島の生存率は正直心配なとこあるけど…)
あとそれとは矛盾するようだけど、音之進の頭の良いところ、もっと言えばインテリなところも見たい。
地頭の良さ・吸収の速さ、天性の勘・上官適性は結構描写されてるけど、お勉強も相当できるはずなので、士官学校で履修した知識をいずれ披露してほしいなと願望。実戦の戦術・戦略、語学、ほか諸知識。
現状、博識→解説キャラ白石、語学→日英露トリリンガル月島(+露語話者の鶴見尾形、菊田も?)(っていうか月島も地頭良すぎるな家柄が良かったら将校コースだったかもしれん)、戦術→月島(201話「どうするんだ月島ァ!」、212話「近寄るな少尉」)…あ、割と枠は埋まってるな…?
まあ今は戦闘・実務面で指導役の月島軍曹が完全に上位互換だもんね。
ひとまず231話で月島を未来へ導く先導者になったので、今後ゆくゆく戦闘・実務面で月島に追いつき追い越していく日がくるまで見守ることにしよう(親もしくは兄目線)
\おわる/
\落ちは無い/